2013年 07月 03日
2013年・英国庭園巡りのご報告③ハーフティンバーの家々が並ぶラベナムを散策
中世の街並みが残るラベナムは、チューダー朝時代の15~16世紀に
建てられたハーフティンバー(壁と木造の部分が半々の構造)の
色とりどりの家々が並んでいました。
しかし、時の流れと共に、大きく傾いた家がたくさんあります。
それでも、家を壊さず修繕を重ね現在に至っています。
地震の無い国は、それが出来るからいいですね。
産業革命以前、イギリスの産業の中心であった羊毛産業が
このラベナムでも盛んだったそうです。街の小高い中心に建つ
「ギルドホール」(ナショナル・トラストが管理)では、その時代を
伝える郷土資料が展示されています。
ギフトショップもありました。
ギルドホール前の広場
物語に出てきそうな可愛い建物や雑貨屋さん、パン屋さんが
並んでいます。
もう一度、ハーフティンバーの家々を見て見ますと、
こちらは、ギルドホールの様な白い木材を使ったお家、
軒下飾りも素敵です。
そして、渋い色目の風格を感じるお家。
ラベナムがこんなにも、歴史を感じる魅力的な街であったことを
知ることが出来て本当に良かったです。
家や街並みにばかり気を取られていると、美しいバラが
庭先に咲いていました。日本では2番花の時期ですが、
英国では一番花が咲き始めたばかりで、とても大輪の
美しいバラに出会うことが出来ました。
こちらは、窓越しに可愛いキルトのカーテンが。
気持ち良い朝の散策を終えて、ホテルで朝食を皆さんと頂きました。
伝統的なイングリッシュ・ブレイクファースト。
お腹もいっぱいになって、お天気も上々、
次は、いよいよガーデン巡りです。
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