2013年 07月 05日
2013年・英国庭園巡りのご報告④~ベス・チャトー・ガーデンへ
の計らい等にもより、なんと10ヵ所のガーデンと歴史ある美しい街や村々
(ラベナム、ケンブリッジ、コッツウォルズのブロードウェイ、
チッピングカムデン、ストラッドフォード・アポン・エイボン、
バートン・オンザ・ウォーター、アッパー・スローター、
バイブリー、バーフォード、ライ、ロンドン等)を訪ねることが出来ました。
最初に訪れたガーデンは、エセックス州、コルチェスターの
「ベス・チャトー・ガーデン」でした。
このガーデンのある土地は、降雨量が少なく、植物が育たないと
言われた不毛の土地でしたが、ベスさんが植物の性質を徹底的に研究し、
適材、適所に植栽したことから、見事な素晴らしいガーデンが
出来上がりました。
まずは、ウォーター・ガーデンへ。
優しい光の中で、小鳥のさえずりが響き渡り、とても爽やかな
空気を感じることが出来ました。
満開の美しいバラに出会うことが出来ました。
「ロサ・スピノシシマ・ダブル・ホワイト」、
別名「ロサ・ピンピネリアフォリア ダブル・ホワイト」、
「バーネット・ダブル・ホワイト」(H.Spn)
そしてこちらは、乾燥に強い植物を集めて植栽されている
グラベル・ガーデン。砂利や小石が敷き詰められ、植物の用土
にもそれらが混ぜ込まれています。
ジャーマンアイリスやオリエンタルポピー他。
昼食は、こちらのガーデンのティーハウスで軽めに頂くことに
致しました。
私はスコーンとティーのセットを注文致しました。
皆さんも、スープやスコーンをお召し上がりのご様子でした。
ティーハウスの裏には、苗売り場もあり、買って行きたい植物が
たくさん販売されていました。
植物の本来の力を引き出す為には、植物の特性をよく理解しなければ
いけない、ということを改めて感じることが出来ました。
「ロサ・スピノシシマ・フォークランド」
(H.Spn) →
スピノシシマ系は、、
スコッツローズと呼ばれ、
ロサ・スピノシシマは、
スコットランド等の海岸に
多く自生しています。
ですから、こちらグラベル・
ガーデンに植えられて
いる訳ですね。
そして、スピノシシマ系は、
日本の関東や南部等の
高温地では育ちにくいようです。
以前それは、身をもって
体験しております。
次回へ続く・・・
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp