2013年 08月 20日
2013年・英国庭園巡りのご報告⑪コートン・コートへ
行ってきました。
こちらのウォールド・ガーデンは、2006年に、世界バラ会から
優れたガーデンに 与えられるGarden Excellence賞を
イギリスで初めて受賞したお庭です。
バラの迷宮(ローズラビリンス)と言われる「コートン・コート」の
ウォールド・ガーデンは、小道に添って進んで行くと、
両側にぎっしりと植栽されたバラや宿根草を楽しむことが出来る
回遊式のイングリッシュガーデンです。
ガーデンに一歩、足を踏み入れれば、そこは別世界・・
バラ「パール・ドリフト」(S)が出迎えてくれました。
イングリッシュローズ「ア・シュロプシャー・ ラッド」(S) 。
個人的には、こちらのガーデンにピッタリな色のバラだと思います。
今回、様々な場所で出会うことが出来た「ネバダ」(S)。
バラの周囲には様々なプランツが植栽され、どれも目を惹きます。
爽やかな色合いのアストランティア「スノースター」
フウロソウ
フォーカルポイントや咲く時期、色、背の高さ等、
よく考え抜かれた、カラースキームが本当に
素晴らしいガーデンです。
奥の藤のスタンダード仕立てのコーナーでは、足元にピオニーが
植栽されています。
こちらも藤を効果的に使用した一画。
手前にラヴェンダーを植え、視覚的にも爽やかな
ハーバルコーナーを演出しています。
こちらの「コートン・コート」は、ナショナル・トラストの管理下と
なっていますが、600年の歴史を誇る貴族、スロックモートン家が
現在でも居城を構え住み続けています。
次回は、その城内の様子をご報告させて頂きます。
どうぞ、お楽しみに。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp