2013年 08月 31日
2013年・英国庭園巡りのご報告⑫コートン・コートのお屋敷
ガーデンは、今回で3回目の訪問となりますが、毎回違う表情に
感動と癒しを頂いております。
コートン・コートは、ナショナル・トラストの管理下ですが、600年の
歴史を誇るスロックモートン家が現在でも住み続けています。
お屋敷の一部が見学出来るようになっています。
華やかなテーブルセッティングのダイニングルーム。
年代を感じるタペストリーや食器が飾られています。
お屋敷の中には、カトリッック教会が作られています。
これは、ヘンリー8世の時代、離婚を認めないカトリックを廃止して、
英国国教会を設立し、全てのカトリック教会を英国国教会へ
変更するよう、命令が下された時に、熱心なカトリック教徒で
あったスロックモートン家では、こうして家の中にこっそりと
カトリック教会を作り、祈りを捧げていたそうです。
英国国教会に変更したかどうかの急な見回り時には、神父さんが
とっさに身を隠すこともあったそうです。
こちらは、リビングルーム。
歴史ある家族の肖像画が飾られて。
イスの上になにげなく置かれたアザミのドライ。
「腰掛けないで下さい。」のサインです。
こちらは、飼っているワンちゃんのお部屋のようです。
オシャレですね。
この様に、お屋敷内を見学させて頂きながら、英国の歴史まで
振り返ることが出来ました。
お屋敷の前には、アルケミラモリスとキャットミントが満開に
咲き誇っていました。
窓辺につたう「フジ」も素敵です。
こちら「コートン・コート」には、カフェもありますので、
ガーデン巡りに疲れたら、お茶やランチも頂けます。
また、お店も有りますので、ナショナル・トラストのグッズや
お土産等、お買い物も楽しむことが出来ます。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp