日本のバラの父「鈴木省三生誕100年記念式典」へ参加致しました。

11月3日(日)、千葉県佐倉市立美術館にて、開催されました
「鈴木省三生誕100年記念式典」へ参加して参りました。
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京成佐倉駅を降りると、前を高木絢子先生がお歩きになられて
いらっしゃいました。ご一緒にタクシーで、会場まで向かうと、
たくさんの鈴木先生に縁のお有りになられる方々、バラを愛する
方々で、会場は埋め尽くされていました。
記念祭実行委員会代表「佐倉・草ぶえの丘・バラ園」前原克彦園長先生の
開会のご挨拶。
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そして、鈴木省三生誕100年を記念して、鈴木先生と奥様との美しい
レリーフが、佐倉・草ぶえの丘バラ園に設置されましたが、そのレリーフを
作成し寄贈されたのは、鈴木先生のお孫さん、小林耕二郎さんだそうです。
お顔がどことなく、鈴木先生に似ていらっしゃいます。
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基調講演は、アラン・メイアン氏
プロフィール:「メイアン・インターナショナル社」の現社長で、
創業者から5代目。
「メイアン・インターナショナル社」http://www.meilland.com は、
南仏プロヴァンスの世界的なバラ種苗会社。
育種の歴史は100年以上に渡り、毎年多くの品種を作出し、
数々の受賞歴を持つバラの大家。「ピエール・ド・ロンサール」、
「ピース」、「パパ・メイアン」、「プリンセス・ドゥ・モナコ」、
「ミミエデン」、「イヴ・ピアッチェ」等多彩な人気品種を作出し、
世界的に展開している。


d0099791_10264608.jpg         通訳を「町田ばら会・会長」の
         西尾譲司氏がして下さいました。
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アラン氏が、18歳の時に、イギリスで園芸の勉強をしている最中に
先代の社長であるお父様が急逝し、メイアン社を継がれたとのこと、
年上の鈴木先生とのバラを介した交流の時間も多く、何度もお互いに
行き来をされたそうです。
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アラン氏への「ミスタ・ローズ」のご紹介に、
「世界の人々に日本のバラを、バラを愛する日本の人々に
世界の国々のバラを。」という、ひたむきな願いの夢を叶えた
鈴木省三こそ、「ミスター・ローズ」の名にふさわしい、と
ご返答されたお姿に、胸が熱くなりました。

その後は、上田善弘先生司会進行で「日本のバラの育種」という
テーマの、パネルディスカッションがありました。
日本を代表するバラの育種家である吉池貞蔵氏、寺内俊介氏、河合伸志氏
のお話は、とても興味深く面白かったです。
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吉池氏が、2004年に作出したバラ「ファミー」は、
ぎふ国際ローズコンテスト銀賞、世界バラ会連合(WFRS)賞、
財団法人日本ばら会(JRS)賞受賞に輝きましたが、
バラのお名前を愛犬のお名前から名付けたとお聞きし、
とても微笑ましいエピソードに会場が和やかな雰囲気に包まれました。
また、鈴木省三生誕100周年を記念して名付けられたバラ「ミスターローズ」
を作出された寺内氏は、このバラで本当に良いのだろうか、と心配された
そうですが、野村和子先生と御巫由紀氏に太鼓判を押され、気持ちが
決まったとお話されていらっしゃいました。
そして、河合氏のバラへのというより、バラを作るご自分への厳しさが
感じられるお話に、本当に真摯にバラと向き合っていらっしゃるお姿が
強く伝わって参りました。

記念式典終了後は、同建物2F展示室で開催中の「薔薇と生きて~鈴木省三の
業績とこれから~」を見学させて頂き、鈴木先生のお若い頃からのお写真や、
様々な資料を拝見致しました。

1Fホールには、鈴木先生作出のバラたちと共に寺内氏の「ミスターローズ」等も
飾られていました。
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そして、会場を「貝殻邸」に移して、記念パーティーに参加致しました。
せっかくですので、記念写真を撮って頂きました。
向かって左から、河合伸志氏、村上敏氏、私、石原秀子氏、高木絢子先生、安藤明氏。

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高木絢子先生の美学を伴ったバラへの想い溢れるお話は、いつお伺いしても素敵です。

バラと出会って、様々な方々とご縁が出来ましたが、この日の素晴らしいご縁は、
鈴木省三先生が作って下さったものだと思います。心より感謝致しますと同時に、
ますます身が引き締まる思いです。

メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp




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by salonderoses2 | 2013-11-10 11:52 | 講座&イベント&ツアーのご報告