2016年 07月 10日
イタリアへ~バラと芸術の歴史を訪ねて1
イタリアの芸術の背景に実際に触れながら、バラの歴史と
関わりのある絵画等を目にすることも出来ました。
こちらは、ミラノにある「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
の敷地に咲いていた何とも清らかな「白薔薇」。
旅の始めに、聖母マリアを称える教会で、聖母の純潔と神秘を
表すシンボルである「白薔薇」が、こんなに美しく咲いている姿
を目にすることが出来、とても嬉しく思いました。
照葉なことから、「ロサ・ルキアエ」(テリハノイバラ)の血を引く
品種かと思われますがいかがでしょうか・・
「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」といえば、隣接する
「ドメニコ会修道院」の食堂に、盛期ルネサンス期の巨匠のひとり
レオナルド・ダ・ヴィンチが、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァの
依頼で描いた「最後の晩餐」の壁画(テンペラ画)(1495年~
1498年)があることで有名です。
昨年末から写真撮影が許されるようになりました。
(No フラッシュ)
最後の晩餐の対面の壁には、ジョヴァンニ・ドナト・モントルファーノ
の「十字架上のキリスト(キリストの磔刑)」(フレスコ画)(1529年)
が描かれています。
朝日に照らされた「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」と
「ドメニコ会修道院」の外観。
中庭。
続きをどうぞお楽しみに。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP
http://www001.upp.so-net.ne.jp/jrlc/