今年(2016年)を振り返って

早いもので今年もあと2日となりました。
年々時間の経過が早く感じられ、なかなか時間の早さに
付いて行けずに困っておりますが、それだけ今年も忙しく、
ある意味充実した1年だったかと思います。

今年の日本は、2020年のオリンピック開催地という注目から、
インバウンドの刺激も受け、ますます国内でも自国の芸術、
文化への再認識が広がり、日本人が日本芸術、文化について、
新たに探究心を持ち、気付いたり、知り得たりする機会が
多くなった1年だったかと思います。
私自身も、その気運に押され、探求心を持って行動することが
出来ましたのは大変有難いことと思っております。
その結果、様々な出逢いに恵まれ、今までの点と点が、
線で結ばれたような嬉しくも感慨深い物事の多い1年でありました。
特に興味を持っておりました文明開化の明治時代、開港後に
西洋から日本へやって来たバラたちが、和名を付けられ
流通していたわけですが、その本当の品種名を詳しく調べたいと
ずっと思っておりました。何種類かは存じておりましたが、
今回手にすることが出来ました古書「薔薇 大日本薔薇協会」
(昭和6年~昭和15年)には、予想を超える品種数のバラが
明記されており、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
また、国内に於ける最初のバラの栽培書であるのではないか、
と云われる明治8年に発行された貴重な2冊とも巡り合うことが出来ました。
これらの古書からは、ページをめくる度に、胸が熱くなるほどの
当時のバラに対する真摯な想いが伝わって参ります。

「薔薇 大日本薔薇協会」第2号~第10号(昭和6年~昭和15年)
d0099791_165176.jpg


「ヘンデルソン氏薔薇培養法」 水品梅処訳
(1875年・明治8年)
d0099791_16523044.jpg


「図入薔薇栽培法」 サミュエル・パーソンズ著、安井眞八郎訳解
(1875年・明治8年)
d0099791_171759.jpg


「ヘンデルソン氏薔薇培養法」の元となったアメリカの本
「Practical Floriculture」ピーター・ヘンダーソン著(1869年)と
「図入薔薇栽培法」の元となったアメリカの本「The Rose: its History,
Poetry, Culture and Classification 」サミュエル・ボウン・パーソンズ著
(1869年)は、先日(11月26日)、千葉県立中央博物館・主任上級研究員、
御巫由紀氏による講座「バラの歴史~古今東西のバラの本」にて、
実物を拝見させて頂くことが出来ました。
どちらもアメリカ人の著書であることに、大変驚きました。

私もいつか機会がございましたら、上記の古書たちを
皆様にご覧頂く機会を作りたいと思います。

では、今年も最後になりますが、来年も、またバラと共に
歩んで参りたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。

庭のバラを集めて。
d0099791_17462582.jpg

d0099791_17465225.jpg

d0099791_17471066.jpg

新しい家族との出会いもありました。
d0099791_050834.jpg


皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
この1年間、本当にありがとうございました。



メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP
http://www001.upp.so-net.ne.jp/jrlc/




 
[PR]
by salonderoses2 | 2016-12-29 17:57 | バラ&ハーブ