2017年 11月 08日
「滋賀県秋薔薇見学会」番外編
「滋賀県秋薔薇見学会」(実施:株・日放ツーリスト)の
ガーデン見学以外の番外編をアップさせて頂きます。
1日目の夕食は、守山市内の料亭「魚和」さんで頂きました。
宿泊ホテルのある守山駅まで、送迎バスで迎えに来て下さいました。
季節感のある美味しいお料理を頂きました。
お料理の後、以前こちらでは、錦鯉の養殖をなさっていらっしゃった
とのことで、お庭に大きな池があり、見事な錦鯉が泳いでいるのを
見せて頂きました。
夜の暗い池の中に、金色や錦色の鯉が、とても美しく
泳ぎ回っているのが印象的でした。
2日目のガーデンとガーデンの見学の間に訪れた「近江八幡」は、
とても素敵な所でした。
1585年に、豊臣秀吉の甥の豊臣秀次が、八幡山城を築城し、
城下には、信長によって集められた多くの商人が移住し、
当時、近江八幡は、大商業都市として賑わっていたそうです。
ほどなく、徳川時代になると、近江八幡は幕府の天領となり、
城下の商人達は、幕府の通行手形を片手に、全国を商いして回った
とのことです。
近江八幡には、その当時の近江商人の面影を残す街並みが
至るところに残っていました。
また、明治時代、ここに、全国初の県立商業学校が設立され、
英語の教師としてアメリカからやって来たウィリアム・メレル・
ヴォーリズによって設計され出来た病院、製薬会社、図書館、学校
等の建物が現在も残っていて、ヴォーリズ縁の異国情緒ある洋風建築
の建物も見学することが出来ました。
まず最初に、私たちは「近江牛」の昼食を
「久ぼ多屋」さんで頂きました。
近江牛、とても美味しかったです。
昼食後は、近江八幡の散策を楽しみました。
レトロな建物が点在する街並み。
こちらの建物「旧八幡郵便局」は、ヴォーリズの設計による
建物です。
こちらの建物の中には、アンティーク食器のお店がありました。
ここで、旅の思い出をご購入されていらっしゃった方も。
私も、「印判の盃洗」と「お香入れ」を旅の思い出に。
レトロ感がとても素敵です。
向かいの建物には、アンティークアクセサリーのパーツのお店が。
こちらでも旅の思い出を。
少し歩いて行くと、ヴォーリズ建築の「アンドリュース記念館」が
見えてきました。
その向かい側には、「近江八幡教会牧師館」(旧近江兄弟社地塩寮)
こちらもヴォーリズ建築です。
木枠の色に、植栽されていた南天がとても良く合っていました。
この通りの突き当りには、立派な松の木があるお屋敷が。
この後、「八幡掘」へ行き、河原を歩きました。
こちらは、数々の時代劇の撮影場所にもなっているとのことです。
こちらは、「ヴォーリズ記念館」。
ヴォーリズ建築に和風建築、近江商人、水郷、そして秀吉に
自害させられた秀次の悲話等、歴史と見所がたくさん詰まった
近江八幡の街並みは、京都よりも人が混んでいなくて、
ゆったりと散策が出来る大変魅力的な街でした。
またぜひ、ゆっくり時間をかけて散策したいと思います。
以上で、「滋賀県秋薔薇見学会」の番外編とさせて頂きます。
ご一緒させて頂きました皆様、改めまして、
誠にありがとうございました。
「旧八幡郵便局」内のアンティーク食器のお店で購入致しました
「印判の盃洗」に、Rose Farm KEIJIさんから頂いたお土産の
和ばらを活けてみました。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会