2017年 11月 25日
美術展巡り~五島美術館・東京都公文書館・東京藝大美術館へ
東京、世田谷区上野毛にある五島美術館で開催中の
「光彩の巧み~瑠璃・は璃・七宝」展へ。(12月3日まで開催。)
「五島美術館」は閑静な住宅街にあります。
起伏に富んだ庭園も楽しめました。
庭園にも、文化財が配置されています。
古から美しく光を放つ小さきものの集合美。
日本中の様々な美術館から一堂に会したこちらの美術展は、
工藝の歴史の勉強にもなりました。
続いて、五島美術館から徒歩約7分ほどの場所にある
「東京都公文書館」にて開催中の「東京府・東京市・行政文書の世界~
明治前期を中心に」展(12月1日まで開催。)へ。
こちらの玄関の入り口の床には、1964年の
東京オリンピックの為に作られた
世界向けの英語の日本のアピールパネル写真があり、
その中に、モダンなバラの絵柄の着物を着た女性が、
案内役をされている写真がありました。
第二次世界大戦で敗戦した日本が
高度急成長によって東京でオリンピックを
開催出来るまでになった、
あの時の強さを、もう一度、現代に置き換えられるチャンスが
現在なのだとつくづく思いました。
そして、平和と文明のシンボル「薔薇」の花が描かれた
モダンな着物に身を包む女性に、ここで出会えたことに
感動してしまいました。
感動を胸に、上野東京藝大美術館で開催中の東京芸術大学
創立130周年記念特別展「皇室の彩」展へ向かいました。
(11月26日まで開催。)
こちらは、TVでもつい数日前に紹介されたこともあり、
とても多くの人で混んでいました。
約100年前の皇室の方々の御祝いの為に、当代選りすぐりの
工芸家たちが技術の粋を尽くして制作し献上した品々、
大変見応えがありました。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフッコーディネーター協会
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