2017年 11月 28日
美術展巡り~フローラ・ヤポニカ展~和モダンの世界・近代の輸出工芸展へ
展へ行って参りました。(12月3日まで開催中)
2016年9月から2017年の3月まで、英国キュー王立植物園で開催された、
日本人画家による植物画作品展から選ばれた作品が展示されており、
日本の植物を題材とした美しい作品を鑑賞させて頂きました。
また、植物学の専門誌「カーティスのボタニカルマガジン」に掲載された、
日本に自生あるいは栽培されている植物のイラストレーション原画も
見ることが出来ました。
ノイバラ、テリハノイバラ、サンショウバラ、ハマナスの薔薇の画もあり、
見入ってしまいました。
たばこと塩の博物館で開催中の「和モダンの世界・近代の輸出工芸~
金子皓彦コレクションを中心に」展は、大変見応えがありました。
特に、嘗て横浜の開港と共に盛隆を極めた「芝山細工」の作品や、
箱根や静岡の寄木細工による飾り棚等、当時の職人の技術の高さに
驚きました。江戸末期~明治・大正に、外国への輸出用に作られた
大変手の込んだ素晴らしい作品たちからは、時代の波を渡り、
目の前に集合していることへの感動を味わうことが出来ました。
(1月8日まで開催中)
また、こちらの常設展も、とても興味深く見ることが出来ました。
博物館は、スカイツリーのすぐ近くです。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会