今年2012年に、日本に於けるナショナル・トラスト友の会及び
ナショナル・トラストサポートセンターは、10周年を迎えるそうです。
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ナショナル・トラスト運動とは
貴重な自然環境や歴史的建造物の
保護、保存、管理、公開を通して、
後世に残していこうという市民運動です。
この思想は、1895年、イギリスで
産業革命の進行に伴い、自然や
歴史的建造物の破壊を防ぐ為に生まれ、
現在まで大きく発展しました。
日本では、1964年に、古都鎌倉を
乱開発から守る為、作家の大佛次郎氏他、
鎌倉市民を中心とする人たちによって
始められました。
その後、北海道知床半島、和歌山県
天神崎など全国約50か所で、
ナショナル・トラスト運動が
展開されています。


現在、AC広告の日本ナショナル・トラスト協会の「美しい自然を、残そう。」
が、様々なメディアで展開中です。
また、東京都・渋谷区の国連大学1階にある地球環境パートナーシップ
プラザ(GEOC)に於いて、ナショナル・トラストと全国のトラスト団体を
紹介する展示が行われています。展示は3月31日までで、期間中には
イベントの開催もあるそうです。(お申込みは不要です)
◆期間:2012年3月31日まで。
◆開館時間:10:00~18:00(土曜日は17:00まで)
◆休館日:日曜、月曜、祝日、年末年始、第4金曜日

(社)日本ナショナルトラスト協会では、協会の目的に
賛同して頂ける方々を常時募集されています。
http://www.ntrust.or.jp

先日、ナショナル・トラスト友の会&ナショナル・トラスト
サポートセンターの新年会に参加させて頂きました。
会場は、渋谷青山に佇む歴史ある素敵な洋館をレストランに
改装した「ロアラブッシュ」。館内では、アールデコの父、
「エルテ」の作品を多数配置し、魅力的な空間の中で、
総料理長、中嶋寿幸シェフのお料理を堪能することが出来ます。
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大正ロマンの香りのする素敵な洋館は、1919年(大正8年)
黒川紀章氏のお父様の黒川仁三氏設計、竹中工務店施工の
故千葉常五郎邸。常五郎氏の叔父である千葉松平衛氏は、
紙煙草販売業で成功を納め、「明治の三平衛」と呼ばれた
「煙草王」。その松平衛氏が常五郎氏の結婚に際し、
新居として贈った館であるそうです。
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ロシア人アーティスト「エルテ」の作品は、120点を誇り、
メトロポリタン美術館の170点に次ぐ所蔵数だそうです。
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館内では、アールデコの作品によくマッチしたアレンジが
そこここで飾られ、目を楽しませてくれます。
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美しいお料理も大変美味しく頂きました。
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昨年から今年にかけての
震災の影響などの他、
様々な情報交換が出来、
有意義な時間を
過ごさせて頂きました。

色々とお世話になりまして、
誠にありがとうございました。




↓10周年を記念したピンだそうです。
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by salonderoses2 | 2012-01-23 01:54 | その他

Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催中の「フェルメールからの
ラブレター展」へ行ってきました。(3月14日・水まで開催中)
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オランダ美術の黄金期の巨匠、
ヨハネス・フェルメール。
日本初公開となる修復された
「手紙を読む青衣の女」は、
描かれた当時の輝くような青色と
明るい光の表現が見事に蘇ったと
言われています。
フェルメールの作品は、他に「手紙
を書く女」と「手紙を書く女と召使」
の計3作品が、世界各地の美術館から
集まりました。
他にも、16世紀後半~18世紀初期の
オランダの画家たちの、当時のオランダ
社会におけるコミュニケーションのあり方
をテーマにした作品を鑑賞することが
出来ました。

「フェルメールブルー」と言われる作品中の「青」は、日本でもパワー
ストーンでお馴染の「ラピスラズリ」を材料に生み出されました。
バラの世界でも長い間望まれていたにも関わらず、作出が
難しかった「青いバラ」が最後に生み出された様に、絵画の
世界でも青色は、12世紀になってからようやく手が届く様に
なった色だそうです。中世のヨーロッパでは、色の三原色と
いえば、「白」「黒」「赤」であり、ラテン語には「青」という言葉は
無かったのです。「青」は、身辺の周り、空や海にすぐに
見出すことは出来ましたが、実際には、光の反射によるもので、
長い間、手が届きそうで届かない色だったのです。

最初に「青」に手が届いたのは、12世紀、「インジゴチン」と
いう成分を含んだ葉の「タイセイ」という植物で、布を染めると
「青」になるというものでした。当時珍しかった「青」の布は、
王侯貴族や権力者、キリスト教へと広まり、聖母マリアの上着が
青に限られていくようになり、聖母マリアの色として「青」が定着
する様になります。
中世後半では、「青」は、「神々の色」「天空の色」「無限の色」
として、増々特別視されるようになり、最も高貴な色とされました。
「アズライト」等の鉱物からも「青」を作りましたが、人々の
「鮮やかな青」への執着は、「ラピスラズリ」の「鮮やかな青」を求め、
「ラピス」はラテン語で「石」を、「ラズリ」はペルシャ語で「空」を意味し、
地中海を渡ってアフガニスタンからやってくる「海を越えてくる青」
として「ウルトラマリンブルー」と名付けられる様になりました。
また、日本では、「瑠璃色の地球」という言葉にある様に、この色は、
「瑠璃」と呼ばれています。

この「ラピスラズり」の「青」を使用して描かれたフェルメールの作品
から、皆さんは、どの様な印象を持たれるでしょうか?
私は、「青」という色の持つ「静寂」「沈静」「落ち着き」の印象の中に
秘められたパワーを感じました。静かな空間の中にも、
フェルメールが描き込んだ光と共に、描かれた人物の「喜び」や
「希望」が伝わってくる印象を持ちました。

参考文献:フェルメール静けさの謎を解く

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by salonderoses2 | 2012-01-12 19:04 | 美術鑑賞

この度、「ガーデンスタイリングVOL.23 2012」(株・ディノス)
発行されました。こちらの表紙に、私の庭が掲載されております。
ページを開くと、春に向けての庭じたくの作業に役立つ
素敵なアイテムがたくさん紹介されていますので、
ぜひ、お手に取ってご覧頂きたいと存じます。
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そうですね。「春は、もうすぐ。」なんですね・・・。
遅延ぎみの現在の庭作業ですが、やる気が出てきました。
確実に、こつこつと、丁寧に、しかし、無理せず、焦らず、
楽しみながら、作業出来たらいいなぁ、と思っております。
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by salonderoses2 | 2012-01-05 12:32 | 本のご紹介

2012年(平成24年)がスタートしました。

昨年は、お世話になりまして、
誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2012年が皆様にとりまして、
幸多き年となられます様、
心よりお祈り申し上げます。
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~復興を願い折られた、たくさんの折鶴たち~
横浜山手111番館にて2011年12月撮影。

2012年 元旦
                      Salon de Roses 主宰 元木はるみ

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by salonderoses2 | 2012-01-01 00:01 | Salon de Roses