前回、ご紹介させて頂きましたバラの迷宮「コートン・コート」の
ガーデンは、今回で3回目の訪問となりますが、毎回違う表情に
感動と癒しを頂いております。
コートン・コートは、ナショナル・トラストの管理下ですが、600年の
歴史を誇るスロックモートン家が現在でも住み続けています。
お屋敷の一部が見学出来るようになっています。
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華やかなテーブルセッティングのダイニングルーム。
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年代を感じるタペストリーや食器が飾られています。
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お屋敷の中には、カトリッック教会が作られています。
これは、ヘンリー8世の時代、離婚を認めないカトリックを廃止して、
英国国教会を設立し、全てのカトリック教会を英国国教会へ
変更するよう、命令が下された時に、熱心なカトリック教徒で
あったスロックモートン家では、こうして家の中にこっそりと
カトリック教会を作り、祈りを捧げていたそうです。
英国国教会に変更したかどうかの急な見回り時には、神父さんが
とっさに身を隠すこともあったそうです。
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こちらは、リビングルーム。
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歴史ある家族の肖像画が飾られて。
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イスの上になにげなく置かれたアザミのドライ。
「腰掛けないで下さい。」のサインです。
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こちらは、飼っているワンちゃんのお部屋のようです。
オシャレですね。
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この様に、お屋敷内を見学させて頂きながら、英国の歴史まで
振り返ることが出来ました。

お屋敷の前には、アルケミラモリスとキャットミントが満開に
咲き誇っていました。
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窓辺につたう「フジ」も素敵です。
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こちら「コートン・コート」には、カフェもありますので、
ガーデン巡りに疲れたら、お茶やランチも頂けます。
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また、お店も有りますので、ナショナル・トラストのグッズや
お土産等、お買い物も楽しむことが出来ます。
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by salonderoses2 | 2013-08-31 01:42 | 2013・英国庭園巡りのご報告

コッツウォルズ北Warwickshireにある「コートン・コート」へ
行ってきました。
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こちらのウォールド・ガーデンは、2006年に、世界バラ会から
優れたガーデンに 与えられるGarden Excellence賞を
イギリスで初めて受賞したお庭です。
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バラの迷宮(ローズラビリンス)と言われる「コートン・コート」の
ウォールド・ガーデンは、小道に添って進んで行くと、
両側にぎっしりと植栽されたバラや宿根草を楽しむことが出来る
回遊式のイングリッシュガーデンです。
ガーデンに一歩、足を踏み入れれば、そこは別世界・・
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バラ「パール・ドリフト」(S)が出迎えてくれました。
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イングリッシュローズ「ア・シュロプシャー・ ラッド」(S) 。
個人的には、こちらのガーデンにピッタリな色のバラだと思います。
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今回、様々な場所で出会うことが出来た「ネバダ」(S)。
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バラの周囲には様々なプランツが植栽され、どれも目を惹きます。
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爽やかな色合いのアストランティア「スノースター」
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フウロソウ
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フォーカルポイントや咲く時期、色、背の高さ等、
よく考え抜かれた、カラースキームが本当に
素晴らしいガーデンです。
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奥の藤のスタンダード仕立てのコーナーでは、足元にピオニーが
植栽されています。
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こちらも藤を効果的に使用した一画。
手前にラヴェンダーを植え、視覚的にも爽やかな
ハーバルコーナーを演出しています。
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こちらの「コートン・コート」は、ナショナル・トラストの管理下と
なっていますが、600年の歴史を誇る貴族、スロックモートン家が
現在でも居城を構え住み続けています。
次回は、その城内の様子をご報告させて頂きます。
どうぞ、お楽しみに。

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by salonderoses2 | 2013-08-20 09:46 | 2013・英国庭園巡りのご報告

ルーヴル美術館展へ

現在、上野・東京都美術館にて開催中の「ルーヴル美術館展」
へ行ってきました。
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西洋美術史の初期を飾る古代エジプト美術、エーゲ美術、
ギリシャ美術、ローマ美術~19世紀の地中海を取り囲む
地域の美術品の数々をとても興味深く鑑賞して参りました。

なかでも、エーゲ美術の宝庫、地中海に浮かぶクレタ島には、
とても感心を持っていましたので、こちらの美術品を鑑賞すること
が出来、本当に嬉しかったです。
後にギリシャ神話となるクレタ島に古くから伝わる神話に
登場する「神話の怪物ゴルゴン」も小さくて可愛かったです。
ゴルゴンは、見る者全てを石にしてしまうとか・・

話はそれますが、クレタ島にはクノッソス神殿で発見された
バラの最古の壁画と言われるフレスコ画の彩色壁画(紀元前
1500年)もあり、美術とバラの歴史的重要な接点の地でもあります
ので、ぜひ、訪れてみたいと思っております。
また、この地から広まったギリシャ神話では、バラは、花の女神
クロリスが生み出し、アフロディーテ(ヴィーナス)からは美しさ、
ディオニソスからは香りを贈られ、アポロンが光で開花させたお花
とされています。
ヴィーナス誕生に纏わるお話等、バラは、神話にたくさん登場し、
太古のむかしから、人々を魅了し続ける特別な存在なのだと
改めて思いました。
話はそれましたが、地中海の古い美術やFBのお友達の
コメント等から、更に神話やバラに想いを巡らせ楽しんで
しまいました・・

美術館の後は、不忍の池の蓮を見て、湯島であんみつを頂きました♪
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蓮の花は、仏の智慧や慈悲の象徴とされ、仏教美術との関わりが
最も深いお花です。お花の美しさだけでなく、それぞれのお花の
背景にある文化や歴史を辿ってみるのも楽しいことですね。
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湯島「つる瀬」さんのあんみつは絶品です!
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by salonderoses2 | 2013-08-19 23:24 | 美術鑑賞

現在、両国江戸東京博物館にて開催中の「花開く江戸の園芸」展と
そのすぐ隣の展示室で開催中の「学徒出陣・不戦へつなぐ・
戦没学生遺稿展」へ行ってきました。
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150年前に来日したイギリス人博物学者ロバート・フォーチュンは、
当時の日本人が身分を超えて皆、植物を愛でている姿に驚いた
と言います。
それを裏付ける貴重な資料や絵画、浮世絵等をじっくり拝見しながら
進んでいくと、あっと言う間に私はそこに3時間半もいてしまいました。
とても内容の濃い、見応えのある展覧会です。
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そして、その後、すぐ隣の展示室で開催中の「学徒出陣・不戦へつなぐ・
戦没学生遺稿展」へ行きました。
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こちらへ1歩入った途端、まだお若い20代前半の端正な
青年たちの御遺影と対面することになります。その下にある
戦地からご両親やご家族に送られたお手紙や詩等を拝見すると、
途端に胸が詰まって涙があふれてきましたが、この方たちの
声を聞かず、素通りすることは出来ませんでした。
隣の明るい陽気な江戸時代とはうって変って、同じ国の出来事とは
思えない日本の歴史の一端を自覚し、戦争の悲惨さを改めて
痛感いたしました。現在の日本と当てはめて、今後の在り方を
考える良い機会にもなりますので、ぜひ、こちらの展示室も
多くの皆様にご覧頂きたいと思いました。

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by salonderoses2 | 2013-08-14 09:03 | 美術鑑賞

コッツウォルズの宿泊したマナーハウスからほど近い
「スードリー城」から4日めは庭園巡りがスタート致しました。
「スードリー城」(Sudeley Castle)
(所在地:Winchcombe, Gloucestershire, GL54 5JD)
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ヘンリー8世の6番目の最後の妃、キャサリン・パーが
ヘンリー8世亡きあと、再婚した昔の恋人トマス・シーモア
(スードリー卿)と亡くなるまで過ごしたお城。しかし、
幸せを夢見たキャサリン・パーでしたが、継娘エリザベス
(後のエリザベス1世)と夫トマス・シーモアのただならぬ
関係を知ってしまいます。その後、トマス・シーモアとの子を
出産後この世を去ったキャサリン・パーの棺は、この敷地内
に建つ聖メアリー教会に安置されています。
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また、17世紀、清教徒革命でオリバー・クロムエル将軍率いる
部隊に破壊された廃城が遺跡となって残っており、その壁に
這うバラがスードリー城の約1000年に渡る歴史を静かに
物語っているかのようです。
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今まで12回以上持ち主が変わり、
現在は、Ashcombe卿と夫人らの手により管理されています。
これだけの歴史的価値の高いお城が、個人の持ち物であると
いうことも驚きです。
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庭園の中には、バラが美しい「クイーンズガーデン」があり、
このガーデンの名前の由来は、かつて、4人の女王がここを
散歩したことがあることから名付けられました。
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4人の女王とは、Queen Katherine Parr(キャサリン・ハ゜ー女王)、
Queen Anne Boleyn(アン・フ゛リン女王)、
Lady Jane Grey(レテ゛ィ・シ゛ェーン・ク゛レイ)、
Queen Elizabeth Ⅰ(エリサ゛ヘ゛ス女王1世) です。
スードリー城館内には、ヘンリー8世と6人の妻たちの
人形が展示されています。
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「クイーンズガーデン」の他に、「シークレットガーデン」、
「ホワイトガーデン」、「ボーダーガーデン」、
「ザ・イーストガーデン」「ザ・ハーブガーデン・ウォーク」、
「チューダー・フィジックガーデン」、
「ザ・ノットガーデン」等があります。
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大株の「ロサ・モエシー・ゼラニウム」(Sp)が美しく咲いていました。
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by salonderoses2 | 2013-08-06 07:23 | 2013・英国庭園巡りのご報告

現在のバラの管理

8月に入り、現在は、暑さや湿気、害虫の発生等、
バラを取り巻く環境の影響を最も受けやすい時期
かと存じます。
農薬散布をしていない葉は、落葉が見られますが、
水分補給(水やり)と栄養補給(施肥)、そして整枝と
摘蕾を行い、バラの調子を整えて参りたいと思います。
昨日はまず、バラが栄養を吸収しやすくなる為に、
バラの株元の雑草等を綺麗に取り除き、固形有機質肥料
(リン酸の割合が多くないもの)を株元に撒きました。
次々と花を咲かせていた「ガブリエル」ですが、
摘蕾を済ませました。
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バラの花が無くなった庭では、夏の草花が元気に庭を
彩ってくれています。季節に合った草花もいいですね・・
「エキナセア」
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鑑賞用「トウガラシ」
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「風船カズラ」
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「ヒマワリ」「グラジオラス」「ルリタマアザミ」等を活けて。
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庭は暑さだけでなく、蚊や蜂等も飛んでいますので、
虫避け対策は怠ることはできませんね。
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by salonderoses2 | 2013-08-04 23:24 | バラ&ハーブ

コッツウォルズに到着し、宿泊ホテルのマナーハウス
Lords Of The Manor(ローズ・オブ・ザ・マナー)へ
着いたのは、18時を過ぎていましたが、まだ明るいので、
敷地内を散策することが出来ました。
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こちらは、17世紀に建てられた牧師さんの邸宅だったそうです。
コッツウォルズ地方で採れるハニーストーンで出来た、
まさに蜂蜜色のお屋敷です。
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敷地内には、池や小川もあり、水を流れる音が
小鳥のさえずりと共に耳に優しく届いてきました。
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こちらのマナーハウスも大変お食事が美味しかったです。
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室内もモダンな雰囲気で、日本人に大人気のマナーハウスとのこと、
日本人ばかりかと思いきや、欧米の宿泊者も多くお見受けしました。
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2F廊下には肖像画が飾られて。
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私の部屋からの眺め。
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現在忙しく日々を過ごしておりますと、
ここから景色を眺めながらゆっくり
お茶を頂いた時のゆったりとした
あの時の流れる感覚に、また
戻りたいと思えてなりません・・

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by salonderoses2 | 2013-08-04 19:59 | 2013・英国庭園巡りのご報告