早いもので今年もあと2日となりました。
年々時間の経過が早く感じられ、なかなか時間の早さに
付いて行けずに困っておりますが、それだけ今年も忙しく、
ある意味充実した1年だったかと思います。

今年の日本は、2020年のオリンピック開催地という注目から、
インバウンドの刺激も受け、ますます国内でも自国の芸術、
文化への再認識が広がり、日本人が日本芸術、文化について、
新たに探究心を持ち、気付いたり、知り得たりする機会が
多くなった1年だったかと思います。
私自身も、その気運に押され、探求心を持って行動することが
出来ましたのは大変有難いことと思っております。
その結果、様々な出逢いに恵まれ、今までの点と点が、
線で結ばれたような嬉しくも感慨深い物事の多い1年でありました。
特に興味を持っておりました文明開化の明治時代、開港後に
西洋から日本へやって来たバラたちが、和名を付けられ
流通していたわけですが、その本当の品種名を詳しく調べたいと
ずっと思っておりました。何種類かは存じておりましたが、
今回手にすることが出来ました古書「薔薇 大日本薔薇協会」
(昭和6年~昭和15年)には、予想を超える品種数のバラが
明記されており、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
また、国内に於ける最初のバラの栽培書であるのではないか、
と云われる明治8年に発行された貴重な2冊とも巡り合うことが出来ました。
これらの古書からは、ページをめくる度に、胸が熱くなるほどの
当時のバラに対する真摯な想いが伝わって参ります。

「薔薇 大日本薔薇協会」第2号~第10号(昭和6年~昭和15年)
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「ヘンデルソン氏薔薇培養法」 水品梅処訳
(1875年・明治8年)
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「図入薔薇栽培法」 サミュエル・パーソンズ著、安井眞八郎訳解
(1875年・明治8年)
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「ヘンデルソン氏薔薇培養法」の元となったアメリカの本
「Practical Floriculture」ピーター・ヘンダーソン著(1869年)と
「図入薔薇栽培法」の元となったアメリカの本「The Rose: its History,
Poetry, Culture and Classification 」サミュエル・ボウン・パーソンズ著
(1869年)は、先日(11月26日)、千葉県立中央博物館・主任上級研究員、
御巫由紀氏による講座「バラの歴史~古今東西のバラの本」にて、
実物を拝見させて頂くことが出来ました。
どちらもアメリカ人の著書であることに、大変驚きました。

私もいつか機会がございましたら、上記の古書たちを
皆様にご覧頂く機会を作りたいと思います。

では、今年も最後になりますが、来年も、またバラと共に
歩んで参りたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。

庭のバラを集めて。
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新しい家族との出会いもありました。
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皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
この1年間、本当にありがとうございました。



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日本ローズライフコーディネーター協会HP
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by salonderoses2 | 2016-12-29 17:57 | バラ&ハーブ

New!この度、来年2017年1月~3月に、
3か所のお教室にて、2days講座を開講させて頂きます。
ぜひ、お近くのお教室までご参加下さいませ。

遥か昔から現代に至るまで人々を魅了し続けるバラの歴史
について、海外現地取材報告や様々な資料をご覧頂きながら、
その魅力にせまり、バラと人との関わりを探求致します。
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「ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ」

講座内容:
第1回:「古代~近世のバラと人との物語」
~実用性と象徴性~
・紀元前のバラ 
・古代ギリシャ~ローマ時代のバラ
・ポンペイの壁画
・宗教とバラ
・修道院のバラ
・ルネッサンス絵画とバラ
・薔薇戦争 他
第2回:「近代~現代のバラと人との物語」
~多様性と創造性~
・ロココ時代の貴婦人とバラ
・新古典主義とバラ
・ジョセフィーヌのマルメゾン城に集められたバラ
・日本の原種のバラの功績
・モダンローズ時代の幕開け
・日本に於けるモダンローズの広がり
・オールドローズへの回帰
・多様性の時代
・まとめ 他。

NHK文化センター八王子教室
第1回:2017年1月18日(水) 12:45~14:15   
第2回:2017年2月15日(水) 12:45~14:15
詳細はこちらをご覧下さい。
お問い合わせ・お申込み:TEL 042-648-0551
お申込み受付中

NHK文化センター横浜ランドマーク教室
第1回:2017年2月6日(月) 13:30~15:00
第2回:2017年3月6日(月) 13:30~15:00
詳細はこちらをご覧下さい。   
お問い合わせ・お申込み:TEL 045-224-1110 
お申込み受付中

産経学園新百合ヶ丘教室
第1回:2017年2月14日(火) 10:30~12:00
第2回:2017年3月14日(火) 10:30~12:00
詳細はこちらをご覧下さい。
お問い合わせ・お申込み:TEL 044-965-0931 
お申込み受付中



~皆様のご参加、心よりお待ち申し上げます。~
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「ロサ・ガリカ・オフィキナリス」







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by salonderoses2 | 2016-12-28 16:41 | 講座&イベント&ツアーのご案内

何かと気忙しいこの頃ですが、先日、鎌倉の「鏑木清方
記念美術館」へ、企画展「清方と新春の風景」を
見に行って参りました。(2017年1月15日まで開催中)
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現在、日本画の世界では、空前の美人画ブームなのだそうです。
美人画といえば、大正から昭和初期にかけて、活躍した絵師、
鏑木清方の画が好きで、いつかこんな美人画を画いてみたいと
憧れております。
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清方の自邸であったこちらの美術館は、鎌倉の小町通りから
一歩入った閑静な場所にあります。
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この日は、北鎌倉で電車を降りて、鎌倉まで歩きました。
北鎌倉駅を降りてすぐ近くにある「円覚寺」。
まだ少し、紅葉も見れました。
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こんな立派な門があったのですね・・・
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アートのような石垣。
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「建長寺」にも立ち寄りました。
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こちらの境内には、牡丹がたくさん植えられていましたので、
春にまた訪れたいです。
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龍にも会えました。
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「鶴岡八幡宮」は、人気がありますね。お正月は、さぞかし混むことでしょう。
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池があったことを今回初めて知りました。
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同じ神奈川県に住んでいるというのに、鎌倉をもっと
知らないといけないなと思いました。


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by salonderoses2 | 2016-12-27 17:59 | 美術鑑賞

クリスマスに咲くバラ

2016年のクリスマスの日を迎えました。
昨日までは気温が高めでしたが、今日25日は、
気温が戻り、とても寒く感じられます。
バラも私も冬の覚悟を再認識させられたように思います。
ですが、クリスマスにバラが咲いてくれていることを
とても嬉しく思います。

「プロスペリティー」(HMsk)、「ゴールデンボーダー」(F)
「ウィンチェスター・カセドラル」(En.R)
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クリスマスですので、今年イタリアで撮影して参りました
画像をアップさせて頂きます。
タピストリーの間より(ローマ・ヴァチカン美術館)
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西洋絵画の父とも云われるジョットの「バディアのポリプティク
(多連祭壇画)」(フィレンチェ・ウフィッツイ美術館)
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良いクリスマスをお過ごし下さいませ。


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by salonderoses2 | 2016-12-25 09:41 | バラ&ハーブ

12月とは思えないほど、温かな気温の日が続いております。
誘引や剪定を進めないといけない時期なのですが、
つい、咲いているバラを見てしまうと、
じっと見ていたくなってしまいます・・・
今年最後のバラたちを、切って活けてみました。
この時期に咲いてくれてありがとう。
そして、来年、またたくさん咲いてくれますように。

「プロスペリティ」(HMsk)、「ウィンチェスター・カセドラル」(En.R)
「セイント・セシリア」(En.R)
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「ヘリテージ」(En.R)
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「羽衣」(Cl)、「バレリーナ」(HMsk)
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by salonderoses2 | 2016-12-23 13:28 | バラ&ハーブ

サントリー美術館にて開催中の「小田野直武と秋田蘭画」展へ
行って参りました。小田野直武は、「解体新書」の画を担当した
江戸時代中期の画家です。今回は、芍薬や牡丹の画の勉強を
兼ねて見に行きました。繊細で大変美しかったです。
(1月9日まで開催中)
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by salonderoses2 | 2016-12-22 09:27 | 美術鑑賞

「すみだ北斎美術館」へ

今年オープンした葛飾区「すみだ北斎美術館」へ行って参りました。
予想以上に近代的風な建物でした。
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スカイツリーが近くに見えました。
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午後でしたが、ご覧の通りの大変多くの人が入場待ちをしていました。
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エスカレーターで、4Fに上がり、開館記念展「北斎の帰還-幻の絵巻と
名品コレクション-」、そして常設展を見て歩きました。
開館記念展では、約100年余りも行方知れずとなっていた幻の絵巻
「隅田川両岸景色図巻」が、平成27年に再発見され、日本へ里帰りし、
今回この美術館にてお披露目となりました。
また、世界に散逸した北斎の名品が、北斎生誕の地すみだに
帰還し、お披露目となっています。
更に常設展では、向島の牛嶋神社に奉納され、関東大震災時に焼失し、
明治時代に撮影されたモノクロ写真しか残っていなかった、北斎86歳頃
の作品である「須佐之男命厄神退治之図」が、最先端のデジタル技術と
修復技術によって復元され展示されています。
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須佐之男命が悪病をもたらす神々に、今後は悪事を働かないように
証文をとっている場面とのことです。色彩豊かな作品だったのですね。

今回改めて、北斎の作品を見ていると、その斬新な表現方法は、
モダンアートの様に見えてきました。
「富嶽三十六景 甲州三嶌越」
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「諸国瀧廻り木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」
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「富嶽三十六景 東海道金谷ノ不二」
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実際の北斎ブルーは、本当に美しかったです。


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by salonderoses2 | 2016-12-19 23:32 | 美術鑑賞

12月13日、横浜市イギリス館にて、Xmas講座「ヴィクトリアンクリスマス
~ヴィクトリア時代のバラ」(Design Team Liviu &日本ローズライフ
コーディネーター協会共催)が開催されました。
ご参加下さいました皆様、誠にありがとうございました。
また、この様な素晴らしい機会をご用意下さいましたDesign Team Liviu
の皆様にも、心より感謝申し上げます。

ヴィクトリア女王(在位:1837~1901年)
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ヴィクトリア女王の名を冠した「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」(B)
(仏) Joseph Schwartz1872年作
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最初に、今年イギリス館の美しいXmasの飾り付けをご担当された
Design Team Liviuの葛西知子さんによる特別館内展示ツアーでは、
ヴィクトリア時代の歴史背景を基にした展示コンセプトやアイディア等
を詳しくご説明頂きました。
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ディナーテーブルの中央には、ヴィクトリア時代の富と権力
の象徴でもある当時珍重された果物が飾られて。
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特別館内展示ツアーの後は、フラワーアレンジメントをご担当された
Design Team Liviuの石畑真有美さんに、お話をお聞きしました。
館内のフラワーアレンジメントには、市川バラ園さんのバラを活けた
そうです。
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その後、私より「ヴィクトリア時代のバラ」について、時代背景等を
まじえながらご説明させて頂きました。
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様々な発展が見られたヴィクトリア時代には、バラも様々な発展
を遂げました。
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最後までお残り頂いた皆様と。
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イギリス館をはじめ、山手の洋館を彩るXmasの飾り付けは、
25日までご覧頂けます。
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また、イギリス館を囲む「港の見える丘公園」のバラ園は、
「イングリッシュローズガーデン」として今年リニューアルされました。
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来春、訪れるのがとても楽しみです。

こちらは、イルミネーションが美しいアメリカ山公園。
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イギリスのXmasをよりお楽しみ頂きたい方は、
ぜひ、「RSVP第19号イギリスのクリスマス]をご覧下さい。
Amazonは
こちら
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メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP
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by salonderoses2 | 2016-12-17 00:20 | 講座&イベント&ツアーのご報告

*おかげ様で、こちらのクリスマス講座は満席となりました。
お申込み頂いております皆様、誠にありがとうございます。
これより12月10日までキャンセル待ち受付とさせて頂きます。

横浜・山手の西洋館のひとつ「イギリス館」は、
現在「ヴィクトリアンクリスマス」と題し、大変美しい
クリスマスの飾り付けが施されています。(12月25日まで。)
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飾り付けをご担当されたのは、私の自宅での
5月のバラパーティー時に、コラボさせて頂いております
Design Team Liviuの葛西知子さんと石畑真有美さん、
そして、鎌倉アンティークス&ギャラリーの土橋正臣さんです。
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食器は、ヘレンドのシノワズリー。
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本当に美しいですね。
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こちらは、シャーロック・ホームズの部屋をイメージして
創られたそうです。様々なアイテムがさすがですね。
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こちらの美しいイギリス館では、これからコンサートパーティーや
ワークショップ等、様々なイベントが開催予定です。
12月13日(火)の午後は、私もヴィクトリア時代のバラ
についてお話をさせて頂きます。
ヴィクトリアンクリスマス~ヴィクトリア時代のバラ
(Design Team Liviu&日本ローズライフコーディネーター
協会共催)Design Team Liviuの葛西知子さんによる
特別館内展示解説ツアーでは、ヴィクトリア時代の
クリスマスディナーテーブルや食器、飾り付けアイディア等を
詳しくご説明頂きます。また、Design Team Liviuフラワー
デザイナーである石畑真有美さんには、イギリス館を彩る
アレンジメントや リース等についてご説明頂きます。
その後、2F集会室にて「ヴィクトリア時代のバラ」について
私がお話をさせて頂きます。英国が最も富と繁栄を誇った
ヴィクトリア時代、その時代を背景に、どんなバラが
誕生し、人々と関わりを持ち花開いたのでしょう。
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「ヴィクトリアンクリスマス~ヴィクトリア時代のバラ」
開催日時:2016年12月13日(火)、13:30~15:00
「特別館内展示ツアー」約30分、「ヴィクトリアン時代のバラ
について」約50分、(クリスマスティータイム付き)
講師:葛西知子(Design Team Liviu)、石畑真有美(Design
Team Liviuフラワーデザイナー)、元木はるみ(日本ローズ
ライフコーディネーター協会代表)
会費:お一人様3500円、*ローズライフコーディネーター2500円
    (税、クリスマスティータイム費込み)
お問い合わせ・お申込み先:日本ローズライフコーディネーター協会まで
「クリスマス講座」とタイトルにご明記の上、
お名前、ご住所、お電話番号をご記入し、下記メールアドレスへ
ご連絡下さい。

メールアドレス  japanroselife@excite.co.jp

ビクトリアンスタイルで美しく彩られたイギリス館へ、
ぜひ、お集まり頂きたいと存じます。



日本ローズライフコーディネーター協会HP
http://www001.upp.so-net.ne.jp/jrlc/








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by salonderoses2 | 2016-12-07 16:41 | 講座&イベント&ツアーのご案内