引き続き、6月に行って参りました「イタリア~薔薇と庭園・
芸術を巡る旅」をアップさせて頂きます。

今回のテーマは、「コロンナ宮殿の庭園」です。
こちらも見学するには、ガイド付きのツアー(有料)に
参加する必要があります。

コロンナ宮殿の横を通るピロッタ通りの上にかけられた橋は、
宮殿とクゥイリナーレの丘の斜面に造られた庭園を結ぶものでした。

クゥイリナーレの丘には、3世紀頃に建てられたヘラクレスと
ティオニュソスに捧げられた「セプティミウス・セウェルスの神殿」
の遺跡がありましたが、中世の時代に取り壊し、ここを要塞としたとの
ことです。

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こちらから庭園巡りがスタートしました。

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ガイドさんに付いて進んで行くと、丘の斜面を利用した庭園が
見えてきました。(前を歩く素敵なレディも)


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マグノリアの大木に、刈り込まれたツゲの木や鉢植えのレモンの木、
白い彫像に、とうとうと水が流れ出るニンフェウムのあるテラス、
奥に見えるグロッタ・・まさにイタリア式庭園が目の前に現れました。


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暑いイタリアの夏の庭園には、水が本当に涼しげで爽やかです。


階段を上って、グロッタの近くへ行きました。
グロッタの歴史は、古代ギリシャ、ローマ文明にまで遡り、
海の深海(神々のいる神聖な場所)を意味し、古の海洋文明を
現代に伝える大切なアイテムのひとつであります。
また、グロテスクの語源ともなっていますね。


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要塞であったことを物語る高い塀が築かれていました。

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更に上へ行って見ると、3世紀のローマ時代の石棺が置かれていました。

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こちらは、頂上からの眺め。
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そして、一輪、薔薇の花が咲いていました。
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頂上で薔薇に出会い、暑さも疲れも忘れました。


こちらは、薔薇の奥にあったガーデン。
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その後、グランデ(コロンナ宮殿の大広間)に戻りました。


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グランデの階段には、1849年に、ナポレオン3世がジャニコロの丘
から撃った大砲の玉が今でも残されています。
固い大理石にくいこんだ当時のままの様子が見てとれました。
特に囲い等はございませんので、どうぞ行かれた時には、足元にお気をつけ下さい。




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また、宮殿の外のテラスには、
手しぼりのオレンジジュースやザクロジュース、
サンドウィッチやスイーツ等の軽食が摂れる
小さなカフェがあり、私たちもそこで一休みしました。




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古い映画ではありますが、誰もが一度は観た記憶がある
「ローマの休日」、なんといっても可憐なヒロインに
胸がときめいたことでしょう。
あのヒロインが居た宮殿が、歴史あるイタリア貴族の宮殿として
現在も実在していたことを、長い間知らずに過ごしてきました。
実際に訪れてみて、このコロンナ宮殿は、大変見所の多い、
魅力的な場所であることを強く感じました。

名残惜しかったですが、コロンナ宮殿を後にし、
この後、フォロ・ロマーノへ向かいました。




次回は、フォロ・ロマーノ~コロッセオ~ローマ市立薔薇園の予定です。





メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP





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by salonderoses2 | 2017-07-04 18:14 | 2017・イタリア薔薇と庭園・芸術を巡る