2010年 10月 10日
NHK文化センター青山教室
第1回講座がありました。内容は「人々を魅了し続けるバラの歴史と系統」でした。
庭で咲いたバラを少しお持ち致しました。HT第1号とされるバラの歴史上重要な
品種「ラ・フランス」と、昨年、新発売されたばかりの新しいF.Gローズの「みさき」
等です。
皆様には、お作り致しましたバラの花びら入りクッキーをご試食頂きました。
遥かむかしから人々のバラへの関心や、バラとの繋がりは深かったようです。
紀元前6世紀頃の古代ギリシャの叙情詩人アナクレオンが、「バラなる花は恋の花、
バラなる花は愛の花、バラなる花は花の女王」と歌っていたように、
バラは今日に至るまで、花の女王として、人々を魅了し続けていることが
本当に素晴らしいと思います。
下は、15世紀のイタリアの画家、サンドロ・ボッティチアリの「ヴィーナス誕生」
と「プリマヴェーラ」ですが、どちらにもバラが描かれ、その時代すでにあった
と推測されるバラの品種を辿ることも興味深いですね。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp