福島双葉町「双葉ばら園」一瞬で幻となったバラ園の43年の記憶

昨日私は、「横浜ばら写真の会」の例会に参加致しました。
そこでは、現在発売中のガーデニング情報誌BIES(ビズ)
No.87・2013年12月号の話題となりました。

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なぜなら今号の100ページ~東日本大震災後、原発の放射線被害で、
やむなく閉園となってしまった福島県双葉町の「双葉ばら園」の記事が、
掲載され、その中で、この「横浜ばら写真の会」の皆さんが
10年間に渡って、「双葉ばら園」のバラを撮影してきた写真が
掲載されているからです。

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「横浜ばら写真の会」は、双葉ばら園園主の岡田さんとも親交が深く、
写真の会のご指導にあたっておられる松田久子先生が、震災後、
気力を無くされた岡田さんに、美しかった双葉ばら園と
現在の原発事故後のばら園の様子を、現実の出来事として、
多くの人に知ってもらうために、写真展を開くことを提案し、
最初は乗り気でなかった岡田さんも徐々に前向きに写真展を考えて下さる
ようになり、東京銀座、新宿をはじめ、福島、新潟他でも、
写真展が開催されるようになり今日に至っています。



また、「横浜ばら写真の会」の写真が掲載されたページの前には、
数ページに渡って、やはり、美しかった頃の「双葉ばら園」を
撮影されてこられた今井秀治先生の美しいお写真が掲載され、
見事に育った大株のバラたちが、美しく咲き誇っていた頃の園内の
様子を伝えてくれています。


そして、岡田さんが、線量計を持ちながら、一時帰還した際に
撮影してこられた現在の園内の様子と見比べると、その風景の違いに
愕然と致しますが、それが現実なのです。

写真展の際に、岡田さんとお話させて頂く機会がありましたが、
「色々な方に、またバラ園を造れば、と言われるが、置き去りにしてしまった
バラたちのことを思うと、別な場所に新たにばら園を作る気持ちになれない。」
と、仰っていらっしゃったのが、とても印象的でした。
どれだけ、双葉ばら園のバラたちを愛していたことか・・
バラを育てる者として、お気持ちが痛いほど理解出来ました。

ガーデン情報誌「BISES」No.87詳細は、http://www.bises.co.jp/magazine/index.html

メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp



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by salonderoses2 | 2013-11-21 15:41 | 本のご紹介