2014年 08月 07日
仏英庭園巡りのご報告⑰「マールバラ~ソールズベリー」
マールバラとソールズベリーに寄って休憩をはさみながら、ラムジーの
「モティスフォント・アビー」を目指しました。
「マールバラ」の中心地。
この街を歩き始めてすぐに、品のある制服姿の14歳くらいの男の子を
何人か見かけましたが、この「マールバラ」には、キャサリン妃も通われた
13~18歳の良家の子女たちの為の、男女共学の私立全寮制学校
「マールボロ・カレッジ」(1843年に創立)があるとのことです。
街の雰囲気も、どことなく気品を感じられました。
ほんの少しの休憩と思っておりましたが、なかなかお買い物も
楽しめる素敵な街でした。
私も我が家の愛犬にそっくりなウェスティーの縫いぐるみ(中央)を
旅の思い出に購入しました(笑)。
バラが咲く素敵なエントランスのお宅
美しい川が流れていました。
こちらは、「ソールズベリー」の中心地。
イギリス1の高さ(123m)を誇るゴシック様式の「ソールズベリー大聖堂」。
こちらは、1220~1280年頃に建てられ、4つのマグナカルタの原版や
最古の機械式時計等が展示されています。
美大の西洋美術史の教科書で見たような・・
英国の大聖堂の中でも最大を誇る回廊。この回廊の一部で
ランチが出来るようになっていて、私もそこで頂きました。
吹き抜ける風が、とても心地良く感じられました。
1386年に出来た最古の機械式時計。 今もなお時を刻み
続けているそうです。
カンタベリー大司教より聖別され、2008年に、750周年祝典
の為に、新たに設計され設置された洗礼盤。
大聖堂内のチャプターハウスは、撮影禁止でしたので、写真は
ありませんが、マグナカルタの原版やアダムとイヴ、ノアの方舟他、
初期キリスト教の重要な場面を順を追って彫られた壁画を
見ることが出来ました。
*マグナカルタ・・・1215年に、ジョン王により調印され、史上初めて
国王と人民との関係や権利について定めた憲章であり、現代の
民主社会に受け継がれている。
次はいよいよ、バラの聖地と謳われるラムジーにある「モティスフォント・アビー」
に向かいました。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp