2016年 11月 29日
横山大観記念館へ
生前亡くなるまで暮らし、創作活動を行った上野不忍池のほとりにある
邸宅及び庭園(現「横山大観記念館」)が現在公開中です。
詳細はこちら。
大観自らが、設計したこちらの邸宅および庭園が、
先日、国史跡及び名勝に指定されたそうです。
各部屋の床の間に、大観の作品が飾られたなんとも贅沢な邸宅は、
純和風で落ちついた雰囲気でした。そこから見渡せる庭園もとても
素晴らしかったです。
2Fの窓からは、不忍池を挟んで、スカイツリーも見えましたが、
もちろん大観はその今の景色を見ていません・・
ひとつ、「大観のことば」という小冊子の中で、とても心に残った言葉を
書きとめておきたいと思います。
「芸術に国境あり 世界至る処の国々の絵は、皆違った特色を
備えている。(中略)各国それぞれのトラディション(伝統)と
ナショナリティー(国民性)と、それにネーチュア(自然)とが土台と
なって芸術は出来上がっている。(中略)批評や画論には国境が無いかも
知らぬが、芸術には確かに国境がある。(大観芸談~脇本楽之軒氏との
一問一答)」
こちらの冊子や大観に関する書籍、そしてポストカード等が
記念館の売店で購入することが出来ます。
メールアドレス salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP
http://www001.upp.so-net.ne.jp/jrlc/