鮮やかな赤

今年は、明治維新より150周年の記念の年とあって、
様々なイベントが開催されておりますが、
明治維新後の様子を描いた浮世絵展等に参りますと、
錦絵(木版多色摺りの浮世絵)の「鮮やかな赤」が
とても印象に残りました。
これは、安価なアニリン染料が輸入されるようになった
ことと関係があるとのことですが、新しい時代に向かって
扉を開き、文明開化の時代のエネルギーを
象徴した色でもあると云えると思います。

こちらは、明治8年発行のサミュエル・パーソン著、
安井眞八郎訳の「薔薇栽培法」ですが、こちらにも
その「赤」が使用されていました。

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この機会に、「鮮やかな赤色のバラ」に注目してみるのも
楽しいかと思います。

写真のバラは、2017年、ローズファームケイジさん作出の
和ばら「旬」(しゅん)

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また、4月2日(月)13:30~15:00
NHK文化センター横浜ランドマーク教室に於きまして、
大正ロマン・昭和モダンの薔薇の着物から当時のバラ人気を
紐解く
」と題し、レクチャーをさせて頂きます。
(こちらのレクチャーは、終了させて頂きました。)

「赤地松鶴薔薇文様縮緬留袖」(明治~大正)
現代となってはなかなか目にすることがなくなった赤地の留袖


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戦前の白黒写真からはなかなか想像しずらい当時の着物の色ですが、
実際にご覧頂くと、その鮮やかな色合いにきっと驚かれることでしょう。
ぜひ、この機会に、当時の日本に於けるバラ人気を物語る、
薔薇が描かれた着物をご覧になりにいらして下さい。
(上記以外の着物の他20数点)



メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp









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by salonderoses2 | 2018-03-19 11:30 | 講座&イベント&ツアーのご案内