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本のご紹介

「ガーデン&ガーデン」(エフジー武蔵出版)秋号2007vol.22~憧れプランツ・シャクヤク&
ボタン~「私だけのピオニー」のコーナーの中で、ボタン使いのアイディアとして、私の庭の
ボタンがP96~P97にて紹介されました。
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バラより約一月程前に咲き出し、バラが庭のメインになる頃には散っている、去り際が
奥ゆかしい和風的な姿に心惹かれます。私にとってボタンは、バラが咲きだすまでの一番
忙しい最後の大仕上げの時期に、ふっさりと咲いて、疲れを癒してくれるやさしいお花です。
それでいて、豪華、奥ゆかしい気品まで漂わせて花も葉も美しいのです。和紙のような香りは
どこか昔懐かしく、ふとノスタルジックな思いがよぎります。むかしから和風の庭園に
植えられてきたオリエンタルな百花の女王ですが、もっと現代のお庭にも活用されて良いの
ではないかとづっと思ってきました。そんな思いを受け止めて下さった「ガーデン&ガーデン」
編集部の井上さんをはじめスタッフの皆様には、本当に心より感謝いたしております。
ボタンは、日本の風土と良く合い、育て安く、病気にもかかりにくいお花です。花期は、
強い雨と直射日光を嫌う為、私は木の下等、半日陰で育てています。(鉢植えにして移動
しても良いでしょう。)つまり、庭の中のバラでは育ちにくい所でボタンは育てられるのです。
なお且つ、そのボリュームと美しさで、メインのお花としての存在感と華やかさを充分に備えているのです。また、下草や背景、鉢等との組み合わせで洋風にも和風にも雰囲気を作り出せるお花だと思います。
ぜひ皆様のお庭にもボタンを植えて、新しいお庭の表情作りに活用して頂きたいと思います。

メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp
by salonderoses2 | 2007-07-23 12:17 | 本のご紹介