ミレイ展へ「オフィーリア」に会いに

ジョン・エヴァレット・ミレイ展(Bunkamuraザ・ミュージアム)へ。
目当てはもちろん、ハムレットの悲劇のヒロインを描いたミレイの
代表作「オフィーリア」(1851~1852年)です。
普段は英のテート美術館まで行かないと目にすることが出来ないもの
なので、東京で見ることが出来、感激でいっぱいです。

このヒロインの名が付いた1912年作出のバラ「オフィーリア(HT.R)」は、
やさしい薄ピンクの花びらの底に黄色が差し、淡いアプリコットの
色調となって、いつまでも心に残るほど美しい花を咲かせます。
そして、素晴らしい豊かな香りと、優美で有りながらも儚げな雰囲気に
魅了された方も多いかと思います。
このバラが長い間人気があり続けるのは、花の美しさや香りだけではなく、
花の名とその花の持つ雰囲気が調和しているからでしょうか・・。
それとも、私達がそのバラの中に「オフィーリア」を見つけたり、
結びつけたいからでしょうか。
ミレイは絵画で「オフィーリア」を表現し、ウィリアム・ポールはバラで
「オフィーリア」を表現したのでしょうか。
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この「オフィーリア」の絵の中には、自然主義的な美的理念に基づき
背景に描写される草花には、象徴的な意味が込められているとのことです。
・ヤナギ・・見捨てられた愛
・イラクサ・・苦悩
・ヒナギク・・無垢
・パンジー・・愛の虚しさ
・首飾りのスミレ・・誠実・純潔・夭折
・ケシの花・・死
意味を知ると、よけいにこの美しいヒロイン、「オフィーリア」の
悲しみが伝わってくるようですね・・。

メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp
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by salonderoses2 | 2008-09-07 00:45 | 美術鑑賞