現在、私のこちらのブログでも連載をさせて頂いております
「2014・仏~英庭園巡り・バラと紅茶とアンティークに出会う旅」の
ご報告が、バラ専門情報誌「New Roses」(株・産経メディックス)の
webサイト「New Roses Web」(株・産経デジタル)に於きましても、
「仏~英庭園巡り訪問記」(全4回)として連載させて頂くことと
なりました。第1回目がアップされましたので、ぜひ、こちらをご覧下さい。
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by salonderoses2 | 2014-07-06 12:53 | メディア

引き続きまして、2014年・仏~英庭園巡りのご報告をさせて頂きます。
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フランス、パリの北東、ピカルディ地方の小さな村「ジェルブロア」は、
波乱に富んだ歴史を持つ村で、かつてジェルブロアのあるピカルディ地方の
すぐ隣のノルマンディ地方が、イギリスに支配されていた中世の時代、
ジェルブロアは、ボーヴェの要塞としてその最前列にあったのです。
500年間もの長きに渡って、イギリスとフランスがこの地を支配しようと争い、
ジェルブロアの人々は、その間、殺戮や戦火、略奪等の幾多の困難に
耐えてきたのでした。
1592年に、ようやく休戦協定が結ばれると、急にこの村は歴史の中に
取り残されたように、静けさの中に埋もれて行きました。
この生気を失ってしまった村に、生気を取り戻すきっかけを作った立役者が、
20世紀初頭、ジェルブロアに自身の絵画制作の為に立ち寄った画家
「アンリ・ル・シダネル」(1862~1939年)でした。
アンリ・ル・シダネルは、印象主義を基にはしてはいるものの、
あらゆる流派や理論に属することなく、「孤高の芸術家」と言われました。
また、「アンティミスムの画家」とも呼ばれ、身の周りの風景や人物、
光景等を情感を込めて描く画家として、日本に紹介されています。
彼はこの小さな村に魅了され、1904年に小さな丘の頂にある要塞の
遺跡の中に住まいを構えました。
こちらが、その住まいのある庭園の入り口です。
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敷地の中には、修道院を改修した住まいやローズガーデン、
イタリア式の庭園を造り、多くの絵画の作品をここで描きました。
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アンリ・ル・シダネルの胸像が、住まいだった建物の方向を
見つめています。
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階段を上って行くとローズガーデンが見えてきました。
背景には、村の教会が建っています。
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そして、「離れ屋」「La pabillon,Gerberoy」と題された彼の作品に
登場する小屋がローズガーデンの入り口に建っていました。
その前で、皆様と記念の写真を撮り合いましたね。
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現在、小屋を彩るバラの花は「ピンク・クラウド」でした。
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「離れ屋」「La pabillon,Gerberoy」(1927年・日本・ひろしま美術館所蔵)
黄昏時の光や霧に包まれた光、その中にある風景等を多く好んで
描いた彼の代表作です。
実物の絵は150×125㎝と大きく、とても美しい絵ですので、
機会がありましたら、ぜひ、日本にありますのでご覧下さい。

丘の頂上の「イタリア式庭園」。
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d0099791_15503028.jpgそして、こちらの庭園を
任され管理なさっていら
っしゃる庭師、オディール・
エンヌベールさんに、
お会いすることが出来
ました。
東日本大震災チャリティ
ローズ「絆」が植えられて
いる場所を教えて頂き
ました。
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こちらは、庭園内の丘の上からジェルブロアの村を見下ろした風景。
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ある屋根の上に、騎馬に乗った騎士の姿が。村を守っている様です。
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庭園を出て、向かい側の丘から、アンリ・ル・シダネルのかつては
要塞であった庭園を振り返って見た景色。
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アンリは、1909年には「ジェルブロア友の会」を作り、自ら名誉会長となり、
村の入居者に、庭先にバラを植えるよう勧め、バラの季節になると
村の至る所でバラが咲く、美しい村へとジェルブロアを導いたのでした。
また、全国組織の「バラの会」の会員にもなり、以後、このバラの会が
中心となって、年1回の「バラ祭り」が開催されるようになりました。
現在では、フランス旅行クラブによって「フランスの最も美しい村」の
ひとつに認定されるに至っています。
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そんな「ジェルブロア」を訪れた私たちは、バラの咲くフランスの片田舎の
美しくのどかな風景に癒され、アンリ・ル・シダネルの意志を継いだこの地の
人々の優しい笑顔に魅了されました。
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ちょうど訪れた日が、偶然にも年に一度の「バラ祭り」の日であった為、
以前訪れた時よりも賑わった村の姿を見ることが出来ました。
静かな村も素敵でしたが、ジェルブロア特産のワインや野菜、手作りの
石鹸やキャンドルや絵画、そしてバラ苗等が並び、アコーディオンの音色が
陽気に流れる小さな片田舎のお祭りの雰囲気に、すっかり酔いしれて
しまいました。
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私は、行きのバスの中で、「今日は偶然バラ祭りの日なのですが、
まるでアンリ・ル・シダネルからの招待状を頂いたようですね。」と、
皆様に申してしまいましたが、もしかしたら本当にそうだったのかもしれません・・・
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ジェルブロアで、ミシュランの星をもらっているレストランにて
ボリューム満点の昼食を頂いた後は、次の目的地「ジベルニーのモネの
家と庭園」へ向かいました。
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参考文献:「アンリ・ル・シダネル展」カタログ
(ヤン・ファリノー・ル・シダネル、古谷可由 監修・執筆)
(古谷可由、小林晶子 翻訳)

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by salonderoses2 | 2014-06-28 16:38 | 2014・仏英庭園巡りのご報告

引き続きまして、今年2014年6月14日(土)~21日(土)の
8日間の「フランス~英国庭園巡り・バラと紅茶とアンティークに出会う旅」
のご報告、第2回目は、「美しいバラの村・ジェルブロアへ」です。

朝、私は5時に目が覚め、6時からホテル内の朝食に出かけました。
夕食をセーブした為お腹がすき、たっぷり朝食を頂きました。
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さぁ、いよいよ庭園巡りスタートです。
とても大きくゆったりと腰掛けられるデラックスバスに乗って、
ホテルから約2時間半のパリの北東、ピカルディ地方に属する小さな村
「ジェルブロア」へと向かいました。
こちらは、フランス観光局に「美しい村」のひとつとして登録されています。
村に続く道の両側には、ポピーの花が無数に花咲き、モネ等の
印象派の絵画に出てくる世界の様です。
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「ジェルブロア」に到着しました。ちょうど、この日は、年に一度の「バラ祭り」
が開催されるとあって、以前訪れた時よりも車も多く、活気が感じられました。
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バスを降り、村の葡萄畑の脇道を通ってメイン通りへと向かいました。
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この辺りから、皆様からすでに「ワァ~!」という歓声が。
のどかで心がほっとするようなフランスの田舎道でした。
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途中、この地の葡萄で作られたワインが売られていました。
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そして、葡萄酒の蔵も見せて頂きました。
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葡萄酒を管理されている方は、とても誇らしげでした。
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予定外でしたが、こうしたご当地名産の物やそれに関わる方々との一瞬の交流も
旅では楽しいものですね。
新鮮なお野菜や美味しそうな苺が並んで。
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バラも見えてきました。「フェリシテ・ペルペチュ」です。
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ピカルディ・ブルーの扉に「ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド」の黄色いバラが
よく似合っています。
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この後、この村を「バラの村」に替えた立役者、画家「アンリ・ル・シダネル」の
邸宅へと向かいました。
続きをどうぞお楽しみに。

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by salonderoses2 | 2014-06-25 19:46 | 2014・仏英庭園巡りのご報告

今年6月14日(土)出発予定の私が同行させて頂きます海外バラツアー
珠玉のフランス・英国庭園巡り~バラと紅茶とアンティークに出会う旅
(企画・実施:株式会社 日放ツーリスト)が、おかげ様で、催行が決定
致しました。お申込み頂きました皆様、誠にありがとうございます。
まだ少しお席が残っているそうですので、ご予定が合い、
ご参加をご検討中の皆様は、なるべくお早めに
(株)日放ツーリストさんまでお問い合わせ下さいますよう、
よろしくお願い致します。
TEL:03-3481-7666  FAX:03-3481-7664

またあの優しく可愛らしいバラの村「ジェルブロア」に
行くことが出来ると思うと、今から幸せな気持ちに包まれます・・・
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「ジェルブロア」は、
時間の流れがゆったりと
流れて行きます・・

窓辺の小花もどことなく
フレンチ感が。




メールアドレス 
salonderoses2@excite.co.jp
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by salonderoses2 | 2014-03-20 16:35 | 講座&イベント&ツアーのご案内

*こちらのツアーは、終了致しております。
2016年6月出発予定、英国庭園巡り(ガーデンツアー)の
詳細は、こちらをご覧下さい。

「モティスフォント・アビー・ガーデン」
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6月のバラのベストシーズに訪れます予定の海外バラツアー
「フランス・英国庭園巡り~バラと紅茶とアンティークに出会う旅」
(企画・催行:株式会社日放ツーリスト)
早々にお申込み下さった方々、誠にありがとうございます。
とても良い内容のツアーですので、皆様とご一緒に訪問出来ますこと
大変楽しみでございます。
ぜひ、ご検討なさっていらっしゃる方は、日放ツーリストさんまで
お問い合わせ下さいませ。
TEL:03-3481-7666、  FAX:03-3481-7664

昨日、日放ツーリストさんのHPでもツアー紹介がアップされました。
こちらをどうぞご覧下さい。
当ブログ、ツアー詳細ページは、こちらをご覧下さい。

前々回の「フランス・英国庭園巡り」へご参加下さった皆様と、宿泊した
英国コッツウォルズのマナーハウス「バイブリーコート」の前で。
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メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp*こちらのツアーは、終了致しております。
2016年6月出発予定、英国庭園巡り(ガーデンツアー)の
詳細は、こちらをご覧下さい。

「モティスフォント・アビー・ガーデン」
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6月のバラのベストシーズに訪れます予定の海外バラツアー
「フランス・英国庭園巡り~バラと紅茶とアンティークに出会う旅」
(企画・催行:株式会社日放ツーリスト)
早々にお申込み下さった方々、誠にありがとうございます。
とても良い内容のツアーですので、皆様とご一緒に訪問出来ますこと
大変楽しみでございます。
ぜひ、ご検討なさっていらっしゃる方は、日放ツーリストさんまで
お問い合わせ下さいませ。
TEL:03-3481-7666、  FAX:03-3481-7664

昨日、日放ツーリストさんのHPでもツアー紹介がアップされました。
こちらをどうぞご覧下さい。
当ブログ、ツアー詳細ページは、こちらをご覧下さい。

前々回の「フランス・英国庭園巡り」へご参加下さった皆様と、宿泊した
英国コッツウォルズのマナーハウス「バイブリーコート」の前で。
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by salonderoses2 | 2014-02-13 16:49 | 講座&イベント&ツアーのご案内

今年最後のバラ

今年のバラも、もう終わりに近づきました。
来春のバラの為には、蕾があっても切り取って
もうすぐ元肥を与えなければなりません。

まだたくさんの蕾を付けている「ザ・ダークレディ」(En.R)。
この蕾たちが花開くまで待って、今年最後のバラと
したいと思います。
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美しい「イングリッシュ・エレガンス」(En.R)の蕾
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霜も降り始めました。
あんなに暑かった日々が、今となっては嘘のようですね・・
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来週17日(月)13:00~14:30、NHK文化センター八王子教室にて、
「フランスと英国のバラを訪ねて~バラの名園から学ぶ&クリスマス
ティーパーティー」がございます。
フランス・美しいバラの村、ジェルブロアについてもお話させて頂きます。
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by salonderoses2 | 2012-12-13 10:20 | バラ&ハーブ

New!2012年10月期からスタート致します私の講座のご案内を
お知らせ致します。
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NHK文化センター横浜ランドマーク教室
「もっと素敵にバラのある暮らし」(計4回)
第1回:10月1日(月)14:00~15:30 バラの花びらを利用して
第2回:11月5日(月)14:00~15:30 大切な冬のお手入れ
第3回:12月3日(月)14:00~15:30 バラの名園に学ぶ
第4回:2月4日(月)14:00~15:30  バラで美しく健康に
お申込み、お問い合わせは、こちらまで。

NHK文化センター八王子教室「バラのある暮らし」(計4回)
第1回:10月25日(木)13:30~15:00 バラの花びらを利用して
第2回:11月22日(木)13:30~15:00 大切な冬のお手入れ
第3回:12月17日(月)13:00~14:30 バラの名園に学ぶ
第4回:2月28日(木)13:30~15:00  バラで美しく健康に
お申込み、お問い合わせは、こちらまで。

新百合ヶ丘・産経学園「素敵なローズライフ」(計4回)
第1回:10月9日(火)10:30~12:00  バラの花びらを利用して
第2回:11月13日(火)10:30~12:00 大切な冬のお手入れ
第3回:12月11日(火)10:30~12:00 バラの名園に学ぶ
第4回:1月8日(火)10:30~12:00   バラで美しく健康に
お申込み、お問い合わせは、こちらまで。

東急セミナーBE自由が丘「バラのある素敵な暮らし」(計4回)
第1回:10月10日(水)14:00~15:30 バラの花びらを利用して
第2回:11月14日(水)14:00~15:30 大切な冬のお手入れ
第3回:12月12日(水)14:00~15:30 バラの名園に学ぶ
第4回:2月13日(水)14:00~15:30  バラで美しく健康に
お申込み、お問い合わせは、こちらまで。

上記各第3回目の講座は、特別講座「バラの名園に学ぶ」
~フランスと英国のバラを訪ねて~と題し、クリスマス・ティーと
お菓子をお楽しみ頂きながら、幾つかのフランスと英国の
バラの名園をご紹介させて頂きます。

フランス~美しいバラの村「ジェルブロア」
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英国~バラの迷宮「コートン・コート」
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~皆様のご参加を
心よりお待ち申し上げます。~








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by salonderoses2 | 2012-09-12 09:20 | 講座&イベント&ツアーのご案内

この度、同行させて頂きました「フランス~英国庭園巡り」(株・日放
ツーリスト及び、NHK文化センター主催、2011.6.10~17)から
戻って参りました。8日間のツアーでした。
ご参加下さった皆様、日放ツーリストの皆様及び、NHK文化センター
の皆様、お世話になりまして誠にありがとうございました。
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最初のフランスへは、成田発全日空の直行便にて向かいました。
パリの宿泊ホテル「コンコルド・オペラ・パリ」へは、17:30頃に到着し、
ホテルでそのまま休まれる方、ちょっと街を散策にお出かけになる方、
思い思いにごゆっくりお過ごし頂きました。
ホテルロビー
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私は、ちょうどこの日はルーブル美術館が20:00まで開館している
とのこと、急きょタクシーでルーブルへ向かいました。
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1泊し翌日は、パリから北に向かってバスで約2時間ほどの「ジェルブロア」
の村へ。途中、「バンプ蚤の市」へも立ち寄りました。
雑貨やアンティーク等がたくさん並べられ、見ていたら、あっという間に
出発の時刻になってしまいました。
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フランスの美しい村に登録されている「ジェルブロア」への道のり、
小麦や大麦畑等のタペストリーの様な田園風景が、車窓に
広がります。
お昼頃、「ジェルブロア」に到着しました。
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まるで時間が止まった様な、本当に素敵な所でした。

結婚式
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ランチをこの村のレストランで
頂いたのですが、
とっても美味しかったのです。
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石畳の小道に煉瓦造りや色とりどりの木骨造りの建物。
それだけでも素敵なのに、バラが優しく添えられて、
本当に心休まる風景でした。
「ここは、天国のようですね。」とKさん。
本当に来て良かったと思いました。
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d0099791_5151964.jpgバスが出発しようとした時、
お見送りに来て下さった、この村の
村長さんとワンちゃん。

暖かいお心遣い、ありがとうございます。



こちら↓は、蚤の市で購入したスポード
のアンティークです。
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この続きは、次回へ・・



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by salonderoses2 | 2011-06-19 05:13 | 2011・仏英庭園巡りのご報告