芸術の秋

この秋も、様々な美術館で、良い美術展が開催されています。
時間をみつけて、なるべく足を運ぶようにしておりますが、
昨日は、山種美術館へ「上村松園~美人画の精華」
(~10月22日まで)に行って来ました。


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現在、日本画を勉強中とあって、山種美術館へは
何度も足を運んでおりますが、
昨日は、夜間に行われた山崎館長さんによるご案内の
特別鑑賞会(日英協会主催)でした。



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上村松園(1875年~1949年)は、女性で初めて文化勲章を
受賞した近代日本画の女性画家です。
清らかな品格のある女性像を描き、精神性を示しました。

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以下「松園と華麗なる女性画家たち」(山種美術館)より
[~女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。
一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような
絵こそ私の念願とするところのものである。
その絵を見ていると邪念の起こらない、またよこしまな心を
もっている人でも、その絵に感化されて邪念が清められる・・・
といった絵こそ私の願うところのものである。
芸術を以て人を済度する。
これ位の自負を画家はもつべきである。
よい人間でなければよい芸術は生まれない。(略)~] 上村松園

松園の描く女性たちからは、
男性が描く美人画とは違う、女性が女性に追い求める美、
女性だからこそ見抜く厳しさと女性だからこそ見える美、
精澄で柔和な中にも凛とした品格を感じました。



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毎回、企画展に合わせた和菓子が楽しみです。
今回は、女性らしい着物をかたどった和菓子でした。


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メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp

日本ローズライフコーディネーター協会

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by salonderoses2 | 2017-10-07 01:46 | 美術鑑賞

何かと気忙しいこの頃ですが、先日、鎌倉の「鏑木清方
記念美術館」へ、企画展「清方と新春の風景」を
見に行って参りました。(2017年1月15日まで開催中)
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現在、日本画の世界では、空前の美人画ブームなのだそうです。
美人画といえば、大正から昭和初期にかけて、活躍した絵師、
鏑木清方の画が好きで、いつかこんな美人画を画いてみたいと
憧れております。
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清方の自邸であったこちらの美術館は、鎌倉の小町通りから
一歩入った閑静な場所にあります。
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この日は、北鎌倉で電車を降りて、鎌倉まで歩きました。
北鎌倉駅を降りてすぐ近くにある「円覚寺」。
まだ少し、紅葉も見れました。
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こんな立派な門があったのですね・・・
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アートのような石垣。
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「建長寺」にも立ち寄りました。
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こちらの境内には、牡丹がたくさん植えられていましたので、
春にまた訪れたいです。
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龍にも会えました。
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「鶴岡八幡宮」は、人気がありますね。お正月は、さぞかし混むことでしょう。
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池があったことを今回初めて知りました。
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同じ神奈川県に住んでいるというのに、鎌倉をもっと
知らないといけないなと思いました。


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by salonderoses2 | 2016-12-27 17:59 | 美術鑑賞

美術鑑賞の記事が続きますがご容赦下さいませ。
今まで忙しく、なかなか美術展巡りの記事をアップ出来ずに
おりました。やっと少し時間が出来ましたので、アップさせて
頂きます。

東京表参道近くの「太田記念美術館」は、主人と私の
大のお気に入りスポットです。
ここのところ、行く度に、外国人の観覧者が増えてきました。
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さて、今回は、「水野年方展」へ行って参りましたが、
まだ、あまり良く知られてはいない方かと思われます。
水野年方(1866~1908年)は、明治時代の浮世絵師、
日本画家です。江戸時代の名浮世絵師のひとり、
歌川国芳の弟子である月岡芳年の門下に入り、歴史画、風俗画、
美人画、物語や小説の挿絵等を手掛けました。
年方の門下には、美人画で有名な鏑木清方等がいます。
鏑木清方といえば、川瀬巴水の師であり、美人画や風景画を
巴水に教えたと云われています。
この様にして、江戸の浮世絵が、後年の時代へと引き継がれて
いったことに感慨深く思いました。

さて、水野年方の作品ですが、一言で言わせて頂くと、
大変エレガント、優美な女性たちの暮らしが狭間見える作品でした。
時は、文明開化の時代、海外から入ってくるハイカラな物事により
活気のある気運が伝わってきました。ですが、新しい物事が進む中でも
大切にされている茶道や日本女性の心遣いといった日本文化を
きちんと意識し、美しい浮世絵として表現し、残してくれていることに
とても嬉しくなりました。

12月11日まで開催中です。

メールアドレス  salonderoses2@excite.co.jp
日本ローズライフコーディネーター協会HP
http://www001.upp.so-net.ne.jp/jrlc/
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by salonderoses2 | 2016-11-16 16:47 | 美術鑑賞